[Top ページへ] [そよかぜ通信:総合目次] |
|
|
|
|
Vol.2
No.4 (ver.1) 発行:成瀬医院 成瀬 清子 東京都杉並区清水 2-11-12 tel 03-5311-5133 |
|
目 次
桜も既に散り、春たけなわの昨今です。雨にたたられた昨年に比べ、今年はお花見日和が続きましたが、皆さんはどのように桜を楽しまれましたか。お花見はしたいし、花粉症はひどいし、といった方も多かったことでしょう。花粉症も、あと一歩の辛抱です。来年に備え、自分はいつごろから症状が出始め、いつひどくなり、いつ楽になったかを記録しておきましょう。タイプによって治療の仕方も変わってきます。2月中にしっかり症状の出た方は、来年は花粉情報に注意し、早め(花粉の飛び始める2週間前)に治療を開始しましょう。あとがずっと楽になります。
杉並区では、主婦や自営業の方など職場等で健康診査の機会のない方を対象に、誕生日月に成人健康診査を無料で行っています。30−64歳の区民なら誰でもうけ受けられます。検査項目は、血圧、検尿、肝機能、貧血、血糖、尿酸、心電図、便による大腸癌検診、胸部レントゲン(城西病院)、眼底検査(城西病院)です。さらに、本年度から「胃癌になりやすい人」=「萎縮性胃炎が高度の人」を血液検査で見つける方法が取り入れられました。検査の特性上、対象は40、45、50、55、60、65歳のかたのみです。胃癌のスクリーニング法として注目をされている検査ですが、保険は認められていないので、自費で行うと数千円かかります。
また、60−64歳の方の健診は、これまで高齢者健康診査として行っていましたが、昨年から誕生日月健診となり、今まで自動的に送られてきた受診票も前年度に受けてない方は、自分で申し込まないと送られない様になりました。
申し込みは、誕生日の約2ヶ月前から誕生月の前の15日までに葉書でおこないます。多くの成人病は自覚症状がなく、糖尿病も初めは全く無症状です。健康管理に役立つ健診を定期的に受けましょう。当院にも、専用申込はがきが用意してあります。詳しくは、受付にお尋ね下さい。
※ 追記(2003年8月)
現在は、成人と高齢者の区別がなくなり、30才以降の総べての方を対象に区民検診として、誕生日月に検診を行なっています。
健康を守るために必要な予防接種。でも、当初は笑顔で入ってきた子供たちが、繰り返し注射をするうちに診察室に入っただけで泣き出すようになるので、医者としてはちょっと辛いですね。そして大人だって痛いのは嫌ですよね。先日、麻酔薬の入った絆創膏を注射の30分前に貼ると痛まず、患者さんに好評との話をうかがい、当院でも早速購入してみました。興味のある方は、別紙説明書をお読み下さい。
注射に関連してもう一つ。時々「そんなことすると、注射をしてもらいますよ。」と言うお母さんを見かけますが、あれは絶対止めてくださいね。注射は罰としするものではありません。痛いけど、病気にならないためしなくてはならないものだから我慢しようね。そう説明してあげてください。そして、終わったら頑張ったねと褒めてあげましょう。
※ 追記(2003年8月)
シールを貼っても全く痛みがなくなる訳ではないし、痛みそのものよりも恐怖心で大泣きするので、「痛くないよ」といっても泣く子は泣くことが判りました。現在は使用しておりません。
診療報酬の改定に伴い、4月1日より医療費が変更になっておりますので、その旨御了承下さい。また最近、受付スタッフのメンバーもかなり変わりました。不慣れで、お待たせすることもあるかと思いますが、御容赦の上、どうぞよろしくお願い致します。
3月、4月は診療時間に変更が多く、御迷惑をおかけいたしました。風邪と中耳炎でお休みされいた杉立先生もほぼ回復され、土曜の診療は、5月の中頃から再開の予定です。はっきり決まりましたら、お知らせいたします。
ゴールデンウィークの診療は、4月28日(金)までと5月8日(月)以降は通常通り、5月の第1週は1日(月)、2日(火)のみとなります。
本号は、発行が遅れた上に内容も事務的な事ばかりで、ちょっと物足りない通信になってしまいました。来月は、薬の副作用についてお伝えする予定です。
[Top ページへ] [そよかぜ通信:総合目次] |
Copyright (C) 2003 成瀬医院 |